TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

書店の学参コーナーで思ったこと

 書店の学参コーナーへ足を踏み入れると、参考書や問題集を探している親子をよく見かける。楽しく会話をしながら探している親子もいれば、あまりいいムードにない親子も見かける。親子と言ってもだいたい母である。父はめったに見かけない。

 先日、見かけた親子は母と息子。息子は中学生、体の大きさからすると中3ではない。中1か中2と思われる。母は何か良いものがないかと、必死で次々と本を取り中を確かめているのだが、なんと、その横で子供は踊ってたのである。全くやる気のない息子と必死の母。見事に対照的であった。しかし、恐らくこの息子に問題集を買ってあげても3日ともたないだろう。横で踊っている姿が全てを語っている。

 お気の毒だがこの母のとっている方法は間違っている。我が子のことを理解していないと思われる。親子で学参コーナーへ来たのだから、テスト結果も悪かったのだろう。何とかしないといけなという気持ちは分かる。しかし、息子の普段の様子を見ていれば問題集を使い自学できるかどうかは分かるはずだ。いろいろな事情があるのだろうが、塾へ入れたほうが早いし楽なのである。しかし、よく思うのだが、我が子の教育方針を誤っている親は意外に多いのである。

 

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