teTsu

奈良市のとりみ通りにある進学塾teTsu塾長のブログです。日々の授業で感じることや教育業界の問題点、たまにどうでもいい趣味の話をつづります。

「見る」と「見える」とか「した」と「していた」とか…

 驚くかもしれませんが、「見る」と「見える」の違いがはっきりとわかっていない生徒は多いのです。さらに、「見せる」が入ってくると混乱していますね。もちろん上位層にはほとんど見られせんが、偏差値50台以下の生徒は心配ですね。さらに、「~します。」と「~しています。」この両者の違いも難しく感じているようです。「~しています」は現在形でも現在進行形でもどちらでも解釈がありますから分からなくも無いのですけどね。そして、「する」と「される」、つまり能動と受動もたいへん難しいのです。英語が伸びない生徒、理解できない生徒の多くがこのレベルの日本語理解があまりにも乏しいということです。この状態で、英文を叩き込んでも意味がありません。暗記してもすぐに忘れてしまうのです。ですから、英語を教えるときには日本語の根本を学ぶことが必要で、授業のポイントもそこにあるのですよ。そして、生徒もその機会に日本語に対する認識を深める必要があります。それが出来た生徒は理解力が飛躍的に向上し英語の力を伸ばすことができるのです。しかし、こういう言葉の感覚はもっと日常の中で磨いてほしいですし、このレベルの生徒は日常の言葉遣いもかなりいい加減ですからね。

 最近は英語指導において「4技能」が話題になっていますね。大学入試の英語も英検に委託され、その方向で変わりつつあるようです。しかし、それはそれで改革すればいいですけれど、その前に、(同時でもいいですけど)手を付けなければならない問題が多くあるのです。偉いに人にはそれがわからんのですよ。(ガンダム風に締めました)

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