TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

I play tennis.

導入時の例文は簡単な方がいいという意見があります。確かに中学生に教えるのであれば、必要以上に難しくする必要はありません。しかし、あまりにも簡単すぎる例文ばかりで導入するのはどうでしょうか。

 

少なくとも標準以上の学力を持つ生徒を教えるのであれば、それに見合った例文や単語を出すべきだと思います。初めて一般動詞を教えるときには、「 play tennis」で構いません。しかし、いつまでたっても他の文法の導入時にも、この「 play tennis」ばかりを用いる先生が結構います。

 

 そんな授業の積み重ねで生徒の学力は上がりません。生徒にとっても、おもしろい授業ではないでしょう。せめて、tennisをbasketball や volleyball にするだけで雰囲気は随分と変わるものです。特にこの2語はスペルミスもしやすい語なので、普段から接

しておく必要もありますし。他にも「 study English」 のEnglishをgeography やbiologyにするだけでおもしろさが違います。geographyは中学校では習いませんが、いずれ出会います。biologyは今や知らないほうがおかしな語になりつつあります。どちらもそれほど難しい語ではありませんよね。

 

先生がbiologyやgeographyを難しい語と決めつけると、生徒もそのように思ってしまうものです。生徒の学力も頭打ちします。単語一つ、例文一つが生徒の学力と学習に対する意識を変えることになるでしょう。

 

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