確実に伸び悩むダメな勉強の仕方
どの教科にも共通するダメなやり方を提示します。受験生で3つ以上該当すると上位校はあきらめないといけません。5つ以上該当すると高校受験を突破するのは難しいですよ。逆にこれらが一切該当しないようになれば成績はぐんと上がります。
①やたらとまとめる
②同じことをばかりする
③答え合わせをしないで放置する
④分からないとすぐに答えや本を見てしまう
⑤模範解答を書き写す
⑥キリの悪いところでやめる
⑦ポイントや要点を確認しないで始める
⑨取り掛かるのがギリギリ
⑩書く文字が汚く雑
⑪ノートを書くのに常に5色以上を使う
⑫授業でとったノートを使わない
⑬テキストとノートの配置が変
⑭時間を決めないでやる
⑮深夜(12時以降)の勉強
ダメなことと全く気付いていないやり方がある
生徒でも冷静に考えれば①~⑮のほとんどは良くないやり方だとわかると思いますが、「えっ?それだめなん?」と思うやり方もありますね。それは⑤ではないでしょうか。間違えたり、答えられなかった問題はどういうわけか模範解答を書き込みますよね。また、学校の先生もワークなどは必ず模範解答を書くよう指導されているケースが多いようです。ですから、これをやる生徒が本当に大いにですが、私はこれを忌み嫌っています。模範解答を書き写すのは作業なのですよ。特に間違えた問題が多くあると完全に思考しないまま書き写すことになります。いわゆる「写経」のような感じになるのです。模範解答など書き写さないで、考えるのです。問題文と模範解答をしっかりと対応させて考えるのです。そうやって理解を深めないといけません。模範解答を書き写すことでわかった気になっていてはいけないのです。この模範解答も書き写しは本当にたちが悪いのですよ。これを止めるだけでも相当時間も短縮され、勘違いもなくなり、効率的に勉強を進めることができるのですよ。なぜ、模範解答を書くといったわけのわからない指導が一般的に存在しているのか不思議でなりません。しかも、国家資格をもった専門家が言うのですから、我が国の教育は狂っていると思わざる得ないのですよね。
進学塾teTsu/小5~中3/奈良市鳥見町