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塾業界や教育業界の問題に迫ります。

志望理由が部活…

 誰もが良い学校へ行きたいとおもっていますが、その良い学校とは偏差値の高い学校であり、大学進学の実績や就職率の高いところですよね。高校の先にはまだまだ人生があるのですから、その先の人生につながることを意識した高校選びが必要になるのです。ですから、当然、志望の理由は進学・就職の実績が一番ということになり、そのあとに学校の方針だとか、地の利だとか、様々な理由が続きます。そしてそれらを総合的に勘案して決めます。本当に高校を決めるにはいろいろな要素があるわけですよ。もちろん、学力が一番大事ですが。

 しかし、実際はいろいろな生徒がいて志望理由を尋ねると、次のような言葉が一番の理由として返ってくるのです。

 ①〇〇部に入りたいから

 ⓶制服がかわいいから

 ➂自宅から近いから

 ④校則が厳しくないから

 

 特に①の部活を志望理由に挙げる人は多いですよね。驚くほど多いのです。そして、女子は⓶の制服ですね。もちろん女子にとっては制服は重要ですから否定するつもりはありません。まあでも、志望理由の一番にこういったことが来るのはちがうのですよね。高校はあくまでも高等教育を受ける場ですからね。部活も制服もおまけなわけですよ。そのおまけを一番の理由に挙げるのはやはり不自然なことです。もちろん、取り組んでいるスポーツが大変上手で将来、得意なスポーツで生きていくことを決めているのであれば、部活を正当な理由として認めることができます。しかし、そんな生徒はほとんどいません。というかまずいません。

 しかし、いつも思うのですが、これは大人の責任ですよ。普段からもそうですがあれほど部活動を優先させているのですから、部活を高校の志望理由の一番にするのも当然理解できるのです。そして、高校があまりにも義務教育的になってしまったのも一つの理由でしょうね。余りにも当たり前過ぎて、なんのために高校へ行くのかを普段から考えないし、説明もできていないのですよ。このへんは大人は反省すべきでしょうね。

 「部活」や「制服」は高校に興味を持つきっかけですよね。そこから高校についての様々な事を知り総合的に志望校を決めてもらうのいいことだと思っています。

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奈良富雄/進学塾teTsu/高校受験