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奈良市のとりみ通りにある進学塾teTsu塾長のブログです。日々の授業で感じることや教育業界の問題点、たまにどうでもいい趣味の話をつづります。

それぞれの二学期

 今は中間考査の直前です。二学期のど真ん中ですね。この二学期は最も長くどの学年にとっても大変重要です。この二学期での学びがその学年を決めることになるのです。

 中3にはとっては言うまでもなく「勝負の二学期」となります。大きな方向性を決めることになりますからね。数々の試験とそのプレッシャーとの闘い、親や先生からの叱責など、本当に押しつぶされそうになるのです。意外に思うかもしれませんが、3学期の方が楽なのですよ。進むべき方向や到達すべき目標が明らかですからね、精神的にも腹をくくっていますから、やるだけなのです。

 中2にとっては「魔の二学期」ですね。本当に何があるか分からないのです。特に勉強以外のことに夢中になり驚くほど勉強から遠ざかりますからね、成績も落としやすく、危険です。中には別人かと思わせるほど成績を落とすこともあるのです。逆に大きく伸びなくても、維持をしていれば大丈夫と思われます。とにかく、言動に変化が見られて友達も変わったら要注意ですね。

 中1はもう「洗礼の二学期」と言えるのではないでしょうか。一学期とは違い本格化した中学の勉強に洗礼を受けるのです。まずは膨大な量にやられますよね。テスト範囲も30ページから40ページは当たり前になります。しかも難易度は上がっています。そして、区別に苦しむようなややこしい問題も非常に多くあります。努力と根性だけでは簡単に突破できる問題ばかりではありません。やってもやっても終わらない、考えても考えても答えにたどり着かない、そういった絶望や挫折を全身に感じするのが中1の二学期なのです。この厳しい洗礼を受けた後、それまでの甘い考え方を変えることができた生徒が中学生らしくなっていくのです。

 というわけで二学期はそれぞれの学年にとってたいへん重要な学期です。今はその大事な二学期のど真ん中なのですよ。しっかりとしないといけません。

 

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助数詞を教えながら思ったこと

 先日、小6に助数詞をしっかりめに教えたのですが、国文法をがつがつやるよりも、よっぽど日本語の理解に役立つだろうと思いましたね。漢字だけを学ぶのではなくて助数詞で漢字を学ぶと効果があると思います。本質がわかると面白いのです。例えば、雷の場合、閃光は「一本」「一筋」で、落ちたら「一撃」なんですよ。なるほどですよね。「撃つ」であり「攻撃」の撃ですからね。「撃」の持つ意味の理解も深まるわけですよ。写真も普通は「一枚」ですけど、大切な写真は「一葉」です。葉は手のひらにおさまる大きさです。そんな手の中に大事にもっておきたいという思いが込められた表現なのです。「枚」は実際非常に大きなもにも使えますからね。ちなみに、太宰治の『人間失格』の書き出しは「私は、その男の写真を三葉、見たことがある」ですね。

 

 日本語の助数詞は500語ほどあると言われていますが、日本語の特徴であり文化そのもの現れですから大事にしたいものです。ですから、学校でももっときっちり教えるべきだと思うのですよ。かなり学力の高い生徒でも助数詞は盲点ですからね。ずいぶんと前のことですが「ten countries」を「十個の国」と訳した生徒がいてショックでした。しかも上位の進学校を目指してましたからね。残念なことに「十か国」が出なかったのですよ。英語ができてもこの程度の日本語で間違うのはダメでしょう。最近、早期の英語教育が叫ばれるなかで、日本語力の低下が問題にされますが、まさにこの部分なのですよ。そして、これは氷山の一角なのです。

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情報の紐づけ

 先日、塾内で中2の男子生徒が軽食を取っていました。その時、私との会話は次のようなものです。

 

 私:「何を食べているの?」

生徒:「菓子パンです。これ、好きなんですよ。むちゃ旨いんです。」

 私:「そうなん。どこのメーカー?」

生徒:「ちょっと、待ってください。」包み紙を見て「フジパンです。」

 私:「フジパンはおいしいよね。美味しいものを見つけたらメーカーを確認をするんだよ。」

 

 というようなやり取りをしました。すると、その男子生徒の後ろに座っていた女子生徒が「えっ、そんなことするの?」私の「メーカーを確認する」というところに反応したのです。彼女はそんなことはしたことがないらしく、ちょっとした驚きだったようです。

 

 さて、この何気ない会話の中にはたいへん重要な指導が入っているのです。それは「情報の紐づけ」です。普段の生活で誰もがこの「紐づけ」をなんとなくやっているものです。しかし、一部の人によってはかなり意識的にやっていますね。わざわざメーカーを確認するのは意識の高い行動です。

 言うまでもなく、この情報の紐づけは情報整理の基本となります。知識を分類するためには何かと結びつけなければならないですから、必須となります。暗記が苦手な生徒は情報の整理ができません。知識と知識が正しくつながらないのですよね。するといわゆる丸暗記になりますから、テストが終わると忘れてしまうのです。もちろん暗記は努力や反復は大事ですけど、暗記はこの紐づけがきっちりできるかどうが支えてているのですよね。紐づけが確実に行われて初めて知識として機能するわけですし、思考の土台となるわけですからね。ですから、日常生活でこのような紐づけをきっちりと行うことはたいへん重要なわけですよ。

 

 いつも思うのですが、ポケモンの種類や技を覚えることはこの情報の紐づけを自然にやっているんのですよ。今やポケモンも膨大な数です。あの膨大なポケモンをきっちりと覚えるためにはこの情報の紐づけが機能しています。ご存じの通り、ポケモンには水タイプとか電気タイプだとかありますよね。それにタイプ別による技の種類や特徴があり、何が何に対して強弱などもあります。紐づけだけでなくちょっとした論理思考につながるのですよね。ですから小学生の間にポケモン博士になることはそういう意味ではたいへん重要なのですよ。(ポケモンだけではだめですけどね)

 

 ちなみに、このポケモンで語彙力も養えますよ。ポケモン自身の名前はともかく技の名前が多彩でいいですよね。「でんこうせっか」「ハイドロポンプ」「ニトロチャージ」など、凄い技名がたくさんあって、日本語だけでなく英語系も多いです。とにかくいい勉強になりますよ。

 

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最近、思いついた「elephant」を覚えるコツ

 中1はまだ単語暗記に苦労しています。発音とスペルがなかなか一致しない生徒もいますし、忘れやすい生徒もいます。しかし、総じて言えるのは勉強不足なのです。忘れることができないくらい読み書きをすればいいのですが、なかなかそうはいきません。 先日も中1の男子生徒を授業後、残して単語を暗記させていました。そこで思いついたのが「elephant/象」を覚えるコツです。

 この単語でよく間違うのはやはり「l」と「r」の間違いです。もちろんこれは他の単語でも言えることですね。libraryなんかはその代表的な語です。そしてもう一つは「p」が抜けることですよね。まだこのタイミングではスペル「ph」で[f]と発音する語がelephantくらいしかないですから、どうしても馴染みがないというか、つながりが悪いのですよね。なかには、「ph」で[f]と発音することに強烈な印象を感じる生徒がいるのですが、それは少数のできる生徒です。ほとんどの生徒は、このスペル「ph」と発音[f]をつなげることができないのです。

 で、思いついたコツですが、こうれはもう完全にこじつけですよ。

 まず『象の鼻は長いので「r」ではなくて「l」だ』ということ。象の長い鼻と「l」をイメージでつなげます。そして、もう一つは『象の鳴き声は「パオーン」だから「p」が必要』と言うことですね。少しばかばかしくて恥ずかしいですが、これでかなり強く印象付けられますから、恐らく一生忘れないでしょう。まあ、こじつけなんかこんなもんですし、邪道なのはわかっていますよ。とりあえず覚えた者勝ちですからね。でも、このようなことを考えるのは楽しいですし、いいものが見つかったときは最高の気分なのですよ。

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やっぱり学力ですね

 大人になるまでには、いろいろな力をつけないといけませんが、学力は最もつけやすい力なのです。当然、学校があるわけですし、学校以外でも塾や公文などの民間の教育機関もおどろくほど充実してるわけですよ。本屋さんへいけば、学参コーナーがあり、まあ、店にもよりますけど相当なスペースが充てられるいるのです。そして、最近ではネットも充実していますから、ほぼ無料で映像授業を受けることもできます。また、最近はほぼなくなりましたけど、ラジオ講座もありますよね。語学はまだあります。実はラジオ講座の英語って面白いのですよ。そして結構な品質です。一時期活用しました。他にも、NHKETVでも勉強はできます。

 まあ、ピンからキリまであり、好みにもよりますが、本当にたくさんあるのですよ。うまくやればあまりお金をかけなくても、そこそこのレベルの勉強ができるのです。しかし、気が付いていない人が多いのですよね。

 

 しかし、学力以外の他の力はどうでしょうか?

野球やテニスなどのスポーツの力を伸ばしたいと思った時に、普通の勉強ほどの機会や方法がそろっているでしょうか?また、自学できたり無料のものが充実しているでしょうか?身近に塾はあるでしょうか…。当たり前ですが、それほどではないのです。やはり、少ないのです。地域によってはほぼゼロでしょう。また、自学はしにくいし、ネットで簡単に学べるものではありません。やはり、お気軽感はかなり低いのです。もちろん、ネットのおかげで良い指導者を見つけやすくはなりましたけどね、かなり遠くまで行く必要があったりして、時間も金も相当かかるのです。

 

 そんなことを思えば、やはり、普通の勉強で学力をつける環境の方が充実していることに気が付きます。ですから、もちろん、経済格差により教育レベルの差はありますけどね、他の力を伸ばすよりは、まだ学力はなんとかできるのです。完全に公平とは言えませんけど、誰にでも扉は開かれているということです。

 

 十分な学力がつけば思考が緻密になり深くなります。また、あらゆる角度から物事を見ることができるようになるわけです。その力はそのまま判断力や決断力となります。同時に全体を見通す力も備わりますから、物事の成功の度合いが非常に高くなるでしょうね。深く物事を見れるわけですから、楽しみも広がります。普通の人が面白いと思わないことに魅力を感じることができるのです。さらに、豊かな学力は想像力の源泉となります。ふんだんにあふれる泉のごとく想像力が途絶えることがないでしょう。例えば、飛鳥の板蓋宮遺跡で何時間でも物を考えることができるということです。

 ですから、まずは学力です。すばらしい学力をつけましょう。

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