TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

えっ、塾へ通う必要はありません

「塾へ通う必要はないですよ…」

こんなことをおっしゃる学校の先生がいるようですが、どう思いますか?

この発言が私学の先生なら、誰もが「私学だし、それくらいでなきゃな」と思うだろう。そして「そのために高い金を払うんだから…」と続くはずだ。しかし、公立高校の先生の発言ならどうだろう?「嘘つけ…」「アホか?みんな通っるぞ…」となる。実際、意識の高い生徒はほぼ塾・予備校へ通っている事実がある。そんなことを棚に上げて「塾に通う必要はない…」などとは口が裂けても言えない。でも、こんなことをおっしゃる先生は珍しくない。その言葉を真に受けて塾へ通わなればたいへんな状況になってしまう。今はそういう時代だ。トップ校であっても公立高校の指導だけでは大学へは行けない。もちろんゼロではない。塾へも通わずにコツコツと実力を高めている生徒は何人かはいるだろう。でも何十人もいない。大学が難しいというより、生徒の学習力は低く技能も拙い。そもそも、公立高校の授業と指導力では歯が立たない。昔からだが理系のいい先生がいないし、質問さえこなせない。授業レベルは塾予備校の圧勝なのだ。もし、塾予備校がなくなれば、公立はどこの高校も今の合格実績は維持できないだろう。話にならない結果にだれもが驚くだろう。「塾予備校へは通う必要は」大ありなのだ。

 私は塾・予備校が必要なことは問題とは思わないが、この現実を知らないで「塾予備校は必要ない」と言ってしまう公立高校の先生のナイーブさ、無知さが大問題だと思う。そして、その情報をたれ流している事実。これは重罪だ。このちぐはぐさが公立高校のダメなところなのだ。塾が必要な現実をみとめそれを前提に学校の運営を考えないと公立高校に未来はないのだ。

12月4日(日)11:30~12:30は冬期講習会の説明会です。

説明会に参加をすれば入塾しなければならなと言うわけではありません。

一度、話を聞きにきてください。お申し込みは電話またはホームページからそうぞ。