TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

調べる環境を整えるのも大事

 何だろうと思ったらすぐに調べる人、何だろうと思っても何もしない人…残念ながら何だろうとも思わない人もいる。最近は皆がマホを手にしてるので、昔よりは、ずいぶんと気軽に調べるようになったと言える、私の昔の友人でも、けっこう豆に調べるようになった。子供のころはそんなタイプでもなかったんだが、私と同い年というのもあって、学び力は子供の頃よりは相当高まっている。素晴らしいことだと思う。この力が手に入ると人生は楽しいのだ。老後も退屈しない。調べることが学びそのものだし、調べると身に付きやすいし、新しい情報が手に入ると思考はどんんどん発展する。新しい情報が思考を刺激し、さらなる思考を促してくれるからだ。

 調べる前と調べる前では自分自身が全然違う。ちょっとしたことでも、「知っている自分」と「知らない自分」は違う。単に知っているいないの違いではない。知っていると自信につながる。発言も力強くなり説得力を帯びてくる。実際、その様子は頼もしく見える。もちろん、かっこよ良さも違ってくる。一つのことを調べると付随する情報も手に入ることになる。だから、かなり賢くなれるのである。一方、知らなければ、その逆だ。なんとなく頼りなく、胡散臭うさえ見るかもしれないし、少なくとも、魅力的には見えない。多分、会話しても楽しくないし、第一、話が面白くないだろう。だから、知ってる自分と知らない自分は別人のように違うとも言える。

 「調べる」のは学びの基本だ。調べるこ自体にそれほどのスキルはいらない。誰にでもできることだ。だから子供のころから「調べること」をやらせたいし、この力を身につけてやりたい。実際に、この「調べる」は意外に身についていない。知っているのにできないし、しようとしない。これでは賢くならない。リビングに辞書や図鑑を置き、調べる環境を作ろう。できれば一緒に調べるといいだう。やりだすと大人がはまるかも、でもそれでいいんだ。

進学塾TETSU/奈良市富雄/0742-51-6400