TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

タブーな勉強法

懇談などでよく話題になるタブーな勉強方法についていくつか書いておきます。

 

①ながら勉強

 音楽聞きながら、テレビを見ながら、お菓子を食べながら、遊ぶながら勉強する…

「僕は〇〇しながらが集中できるんだ」と主張する生徒がいます。どうも怪しいですよね。人間はそれほど器用ではありません。複数の異なる情報が同時に入ってきて同時に処理をするのは基本的にむりですよね。必ずどちらか一方が止まっているはずです。例えば音楽を聞きながら勉強初めても途中から音楽は耳に入らなくなり、勉強の方に集中しているんですよね。必ずそうなればいいのですが、勉強の方へ集中ができないまま終わることが多いんですよ。基本的には「ながら勉強はダメ」とするべきです。

 

②教科書を読む

 教科書を読むことは極めて重要ですが、何時間も読んでいるだけではいけません。読んでは書いたり、問題を取りたりするという行為を組み込んで勉強を進めた方が圧倒的に効果的です。できれば勉強のスタート時に音読を入れると集中しやすくなるでしょう。

 

③教科書に線を引っ張る

 これはほんとに無駄です。教科書はすべて大事ですから、特定のか箇所に線を引くのは無意味です。線を引くことで勉強した気になるという危険もありやる必要はありませせん。

 

④教科書をまとめる

 基本的に相当な学力とまとめる力が必要ですから、まとめる必要はありません。問題集やワーク系教材にまとめがありますから、それは代用すれば十分です。時間も短縮できます。

 

⑤英単語や漢字を何十回と練習する

 学校で指導されるやり方ですが、これも無意味ですね。

 暗記は書いた回数ではなく思い出す頻度で決まりますから、「何回か書いては思い出す」ことを繰り替えすといいと思います。書かなくてもすぐに覚えることができる英単語や漢字もありますからね。

 

以上の5点の勉強をやっている人は、それらを止めるだけでも点数は上がりますよ。

 

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