TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

惜しみなく褒めています

 私はなるべく生徒を褒めるようにしている。生徒が、成績が上がったとき、難問に答えることができきたとき、たいへんな頑張りを見せたときなどは必ず褒める。たいそうに褒めることもあればさりげなく褒めることもある。とにかくできるだけ褒めてあげたいと思っている。実は、間違えた場合でも褒めることがある。ええっ?と思われる方も多いと思う。間違えていても目の付け所がたいへん鋭いことがある。誰も気にしないとろに気がついたら、その鋭さについては褒める。あるいは、解答が間違えても見事に論理的な場合がある。どのように考えたのかを説明させてみると論理には矛盾がない場合がある。むしろ見事な場合もある。だから、その論理性は褒めてやる。

 褒めるためには生徒のことを知らないとダメだ。生徒の学力や理解力達成度を知ってなければならない。日々の変化をしっかりと分かっていないと褒めることはできない。生徒のことがわかっていないと「ずれた褒め」になる。それはいけない。信頼を損ねてしまう。また、褒めるタイミングは大事。その場ですぐ褒める。後で褒めるとボケる。「ボケた褒め」もダメだ。信頼を失ってしまう。なるべく人前で褒めることも大事。人前で褒められると更に嬉しく思う。もっと褒められたいと思う。それがいい。

 当然、褒めるだけではダメ。いけない時はきっちりと叱る。とことん叱る場合ももちろんある。だから、褒めに意味が出てくるし、効果もある。

 これからもどんどん褒めていきたいし、惜しみなく褒めたい。

f:id:kuri2013:20200402145631p:plain

進学塾TETSU/奈良市鳥見町/とりみ通り