TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

見事な中2の正論

現在、期末テストの最終ですが、次にあげたのは昨日の中2男子の独り言です。

 

「これだけ試験範囲広いねんから普通は浅く出すやろ、なんでそんなマニアックな問題を出すねん、ほんまに」

 

 正論です。見事な正論です。普通は試験範囲が広い時は重箱の隅をつつくような出題はさけて浅く出題するのが暗黙のルールであり、それが先生の思いやりでもあるわけですよ。あくまでも定期考査ですからね、きっちりと達成度や定着度を確認できるテストでいいわけです。定期考査とは何かをしっかりとお考えいただきたいですね。

 宿題と同じで先生は自分の担当教科しか見ていません。他教科がどういう指導をして宿題やテストのレベルがどうなっているかは知らないし、知ろうともしていないですよね。だから、こういう自分の教科中心の発想が生まれるわけです。生徒はとんでもない量を与えられて四苦八苦する状況なのですよ。今回の地元中学のテスト範囲を確認すると中2の理科と社会は相当範囲が広いのです。しかも理科は第二分野(古い言い方ですが)なので暗記事項が非常に多いのです。理科の先生は社会のことなどどうでもいいし、社会は理科の指導など知る由もなく、自分の担当教科だけで決めますから、驚くべき範囲になっているのです。さらに、ページ数はそれほどではないですが、英語もヘビー級の単元が範囲なので生徒はつらいでしょうね。(まあ、もちろんこれで鍛えられる一部の生徒はいますが、一部の生徒が。)それで、よく聞くのが「普段からやっておけば問題ない」という先生からの言葉です。もちろん、これも正論ですよ。しかし、試験範囲が1週間前に発表という状況でその正論には不備があるわけですよね。

 本来であればジェネラルに監督する人がいて全体を把握するべきなのですが、そんな様子は全くなし。進歩してないんですよね。なんとかして上げて欲しいものです。

 というか、公教育なのですから、試験範囲と問題は統一すべきではないでしょうか。そうれば、様々な悲劇も喜劇もなくなりますよ。

 というわけで中学生の期末テストは明日でほぼ終わりです。がんばりましょう。

 

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