稗田阿礼と言えば古事記の編纂に携わった７世紀半～８世紀初めの舎人です。記憶力が群を抜いて素晴らしく、難解な漢字もすぐ覚えアクセントも一度聞けば忘れなかったといいます。その能力がかわれて太安万侶とコンビで古事記編纂に携わったというのは有名な話ですね。でも、残念ながら、最近、これを知らない生徒が増えているんですよ。どうも教えないようですね、その前にご存知ない先生も多いのかもしれません。奈良県民であれば知っておきたいことです。奈良県民としての教養の一つだと思います。
さて、この稗田阿礼が祀られているのが「賣太（メタ）神社」です。大和郡山市稗田町にあります。郡山市の南です。環濠集落の中に鎮座しこの周辺はよい雰囲気で歴史の勉強にもいいと思います。小さな神社ですが立派で地元の人たちから大切にされているのがわかります。主斎神は稗田阿礼命、副斎神は猿田彦命、天鈿女命でシンプルいいですね。もちろん、稗田阿礼の偉業から知恵の神様・学問の神様として信仰されています。知恵の神様といえば天神様ですが、暗記力強くしたい人はこの神社にお参りするといいでしょう。ちなみに、毎年に夏に「阿礼祭り」が行われます。他にも大和郡山市では「記憶力大会」も開催していますね。
■👇👇👇👇👇暗記に関する過去記事です。
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