TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

小さい塾でも大丈夫

 どうも、小さな個人塾に対する偏見がまだあるようですね。小さい塾は頼りないと思っている人も多く、依然として大手塾人気は変わりません。しかし、塾にもよりますが、小さな個人塾でも安心できるちゃんとした塾は結構あります。トップ校を目指すなら大手塾でないとダメだと思われる方も多いですが、指導力の確かな個人塾もあります。もちろん、東大寺学園などの最上位を目指す場合は大手塾の方が有利であることは否定しません。でも、それも絶対的なものではないのです。小さくても可能性を持つ塾があります。

 合格者数を比べた場合、どうしても大手塾より個人塾は少なくなりますが、母数が少ないですからそれも当然のことです。別に劣っているといことでもありません。その塾の合格者の様子を数年分遡って見ればその塾がどのレベルで指導しているか、また教務力がどのレベルにあるかは十分にわかります。ですから、単純に合格者数だけで優劣をつけるのは間違いです。生徒の合格実績を公表しない塾がたまにありますが、いろんな意味で敬遠したいですね。

 指導の体制や中身もそうでうす。大きな塾はガチガチのカリキュラムと最新のシステムが導入され完璧に見えます。その完璧さが安心を提供してくれるのですが、その完璧さの背景には不安定な人材問題と未熟な指導力の問題があるのです。つまりそうせざるを得ない背景があるのですよ。それに対して個人塾は指導力は高いレベルを保持していますし、別にたいそうな高価なシステムを導入しなくても十分に指導できるのです。

 小さい塾は進路指導や入試情報面で劣っていると思われている方がおられるようですが、その心配もほぼないですね。今や情報が溢れる時代です。情報を集めなくても入ってくる時代です。もちろん何もせずに入ってくる情報にはそれほどの価値はありませんが、たかが高校入試ですから誰も知らないような情報は不要です。実力テストの結果をしっかりと分析し、必要な学力をつけることができれば十分に合格させることができるのです。実際、この数年間、公立高校入試では非常に高い競争倍率が見られますが、うちにの塾生は非常に高い合格率です。別に安全策を取らなくてもきっちりと合格しています。特に中堅層の高校はきっちりと指導すれば内申点が多少低くても合格させることができます。

 小さい塾は基本的に十分な教務経験のある先生が経営していることが多いです。授業をする力はもちろん、学習指導や進路指導のスキルも高くいろいろなことを学ぶことができます。また、個人でやっているところは自由度が非常に高く常に生徒の状況を見ながら、常に授業レベルや指導内容の調整をしています。実際に生徒の学力は毎年結構違いますから、その違いに臨機応変に合わせる力が必要なわけですよ。

 大きな塾の場合、一クラスの人数が20名を超えることは珍しくなりませんが、そうなると生徒一人一人に目が行き届かなくなります。また時間のロスも多くて無駄が発生しやすいのです。一方、20名以内のクラスなら、ロスも少なく一人一人にきっちりと目が届きます。ですから、授業中も生徒は何度も当てられます。生徒は気を抜くことができません。(笑)ですから個人塾の一クラス20名以下のスケールのほうが、授業をする側にも受ける側にも十分なメリットがあると言えますね。

 ということですから、大きな塾でなくても十分に学力をつけ高校進学を果たすことができるのです。10年以上続いている塾なら安心できる塾である可能性が高いと思いますので、選択肢の中に個人塾を入れてもいいと思います。しかし、上位の中学入試となると個人塾で対応できるとところはほぼありませんね。非常に専門性が高く、圧倒的な指導力が要りますからね。

 

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