TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

喋りすぎはいけない

生徒が問題を解いているのを見ているとき、間違えたらどう対応するか。

 

【先生①】

 先生:〇〇君、ちょっと待って。それは間違えてる、違うで。この問題はな、これを使って、こうこうして、こうやんねん。だから、答えはこうなるねん。分かった?

 生徒:はっ、はい。

 

【先生②】

 先生:おかしいな。

 生徒:どこかですか。

 先生:3番。

 生徒:間違ってますか?

 先生:もう一度考えてごらん。

しばらくして

 先生:わかったか?

 生徒:いいえ。

 先生:問題文の条件を読み落としてないかな?

 生徒:あっ。

 

 どっちの対応がいいかは生徒の年齢、学力、学習姿勢によっても様々なのですが、概ね①の先生はダメですね。こういう先生は意外にいるのですが、何がダメかというと生徒に考えさせていないという点です。全部先生が語ってしまって、気づかせることさえしないのですよ。きっと授業もそうですし、質問へ行っても同じ対応です。答えを出すまで一方的に説明してそれで終わり。生徒が分かってるかどうかは気にせず、理解度も確認せず、自分が満足して終わりなのです。下手すると自分の知識をひけらかして悦に入ってしまうのですよ。説明や喋りが上手くてもこれでは先生としてはダメなのです。もちろん、うちの塾にはこういう先生はいません。まあ、そういうことです。

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