塾へ行っても、一言も先生と言葉を交わさない、授業中一回も発問されない、下手すると挨拶されることもない、大きな塾へ通っているとこういう生徒が結構がいます。たくさん通っている生徒の中の一人なのです。たくさんの生徒がいると先生が意識をするのは目立つ生徒です。
目立ち方も様々で、
①できる生徒
②できない生徒
③コミュ力の高い生徒(よくしゃべる)
④問題のある生徒
だいたいこのように4つに分類できます。この4つのうちのどれかに当たると、なんらかの形で先生とのコミュニケーションは増えます。先生と接する時間も多くなることが多いでのす。塾も楽しく感じられているかもしれません。
一方、この4つのうちのどれにも属さない生徒が実際結構な人数いるのです。成績が中の上程度の大人しい生徒で、性格も非常によく協調性も高く、周りをよく観察し、和を乱さない用に気を使っている生徒です。遠慮がちで質問にも行けません。先生から声がかかればいいのですが、なかなかそのチャンスに恵まれず。先生にきっちりとした指導を受ける機会がほとんどないのです。定期的に行われる三者懇談会では、うわべだけの一般的な話が多く、その生徒の弱点や課題にメスが入ることなく終わり、下手すると的外れな懇談内容で終わることも多いでしょう。
中1・中2はその状態でもなんとか耐えることができたとしても、中3になれば悠長なことは言ってられません。適切な指導を受けなければ伸びるものも伸びません。無駄な勉強を続けてしまい、貴重な時間を失ってしまうのです。入試の直前でさえ答案内容を一切見られることもなく、集団の勢いに乗せられざっくりとした指導しか受けることができないことも珍しくありません。
大きな塾へはそのあたりのことを十分に心得て通うべきなのです。実際、同じ授業料を払ってるのに驚く程指導に差があることもありますからね。もちろん考えは様々です。大きな塾に在籍することに意味を感じるケースもあるでしょう、様々なしがらみもあるでしょうから、一概には言えませんが、冷静に塾を選んでいただきたいと思います。
ちなみに、うち(TETSU_JUKU)は個人塾ですし規模は小さいですから、先生と話をしない生徒はいませんし、授業で発問されない生徒はいません。それどころか、授業中に何度も発問を受けますから、気持ちを抜くことはできません。生徒の性格を含めて把握の仕方が全然違うのです。
ですから、塾は大きくある必要はないのですよ。
進学塾TETSU/奈良市鳥見町1-2-11
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