TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

「なんで?」としか言いようがない失敗

 先日、中3の英語の授業で確認テストをしたのです。単元末テストですから少し長めの時間設定で問題数も多くしておきました。テストが終了して相互採点をしようと思ったら、ある生徒が、「先生、問題用紙の裏があるのに気づきませんでした」と言うではないですか、すると、もう一人別の生徒も、「先生、私もです…」と言い出しました。私としては「なんで?」と言うしかなく、受験が近づいている中3とは思えないミスにただ呆れるだけでした。中1や中2ならそういうこともあるでしょう。(実際によくありあす)でも、いろんなテストを何回も経験していますし、これは入試に向かう生徒とは思えないミスですよ。これはショックでした。

 それにしても大きな問題は、配布されたときに問題用紙の裏表を確認していないということです。しかし、これは指導者にも責任があります。過去に指導したことがあるので、私は何度も指導することでもないと思い気を抜いていました。しかし、問題用紙はそれほど厚い紙ではなく、むしろ薄いのです。白色の普通のコピー用紙なのです。ですから、裏面に印刷があると文字が透けて見えるのです。光にかざさなくても十分に透けて見えるのです。だから、裏面があることに気が付かなかったことは到底信じることができず、それに気が付かないことが不思議でならないのですよね。ですから、何というか不安が倍になって襲ってくる感じがしたのです。もちろん、だれにでも失敗はありますよ、でも、この失敗は厳しいですよね。

 まっ、でも、今だからいいでしょう。入試本番でアホなことをしないように存分に失敗しておけばいいと思います。

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