TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

受験勉強は赤本だけではいけない

2学期の期末テストが終わりました。

中3生は入試に向けて突っ走るのみです。

奈良私立入試まであと明日(11/30)で68日となります。

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  さて、今後の受験勉強では志望校の赤本を使うことなります。しかし、志望校の赤本だけをやってもダメです。「赤本を中心」にやるのです。赤本から始まり勉強をどんどん拡大していくのです。ですから、時には基礎基本に戻り教科書を引っ張り出し、時には類似問題を解き、また時には別の高校の入試問題を解き、そしてまた自分の志望校の過去問を解くのです。そういう勉強を繰り返しているうちに志望校の傾向を理解し、その学校が受験生に求めているものをしっかりと読み取ることができるようになるのです。

 たまに、塾の先生の中には、「過去問と同じ問題は出ないから赤本はやっても意味がない」という人がいたりするのですが、同じ問題が出ないのは当然です。(同じ問題が出るということを狙ってやる人はいませんし、先生がこの発言をするのはおかしい)

しかし、同傾向の問題は出ますし、出題の仕方はほぼ同じでですから、やはり赤本をないがしろにしていると痛い目に合うのです。 ただし、気をつけたいのが何年かに一回は出題傾向が変わるということです。いつになるかはわかりませんが、変わるときは突然変わります。もし、傾向が変わっても解ける力を身につけておきましょう。ちょっとくらい傾向が変わったくらいで問題が解けないようでは受験勉強は失敗しているのですよ。

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進学塾TETSU/奈良市鳥見町1-2-11

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