TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

母と令和

 新天皇陛下が即位され「令和」が始まりました。昨夜から何やらお祭り騒ぎで、平成になった時とは雰囲気が全然ことなりますね。

 さて、そんな歴史的な日となった5月1日ですが、朝から実家へ赴き、認知症の母に会ってきました。母はアルツハイマー認知症で新しい記憶はもちろん、過去の記憶もどんどん失っています。母の人生はたいへんな苦労があったのですが、その苦労さえ忘れつつあるのです。本当に認知症は恐ろしいです。しかし、足腰は丈夫ですから、最低限の生活ができるので施設にも入らずに自宅で暮らしているのです。でも、買い物はできませんし、金の管理もできませんから、私は毎日のように実家には帰っているのです。

 そんな母に元号が令和になったことを伝え、4月のカレンダーをめくり取り、その裏にマジックペンで大きく「令和」と書いてやりました。そして新天皇も即位されたことを伝えるとなぜか、機嫌がよくなったんですよ。明らかに、新しい時代の到来に期待をしているよ様子でした。素晴らしいことですよね。その母の姿を見て私も嬉しくなりました。「令和」という時代はどうなるかはわかりませんが、小さな変化でも別の変化を生み出す可能性があります。令和になったことでいろいろな変化あるでしょう。私も新しい時代に期待したいと思います。

 

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