TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

自主勉強ノートについて

「自主勉強ノート」「自学ノート」名称はいろいろなありますけど、自分で考えて自由に勉強させる宿題ですよね。たくさんのページが埋まっていれば「頑張った」と評価されるのでしょうか、そのへんは先生にもよるでしょうが…

 さて、この自主勉強ノートにつては賛否が分かれますが、私の周りには否定的な人が多いですね。私のツイッター友達のうしじま先生も否定的な立場で問題点を鋭く指摘しておられます。(うしじま先生は少し特殊な塾を経営されていて面白い見解の持ち主で、なかなか勉強になるんですよね)学校の先生も塾の先生もこの観点はもっておくべきでしょう。

 

www.ginan-rs-nonaka.net

 

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 だいたい、問題点は生徒の勉強成果を可視化したがるところです。その可視化したものがノートのページ数なんですよね。そして、単にそのページ数だけで安易に生徒を評価をしょうとする姿勢が浅はかなんですよ。たしかに、通知表の所見欄にいろいろなことを書かないといけませんからね、こういう宿題は先生にとっては有効なのかもしれませんけどね。それじゃ益々ダメでしょう。そもそも先生は生徒の自学を根本から促さないといけないのです。心の底から「知りたい」「調べたい」「解いてみたい」…こんな気持ちが湧き出すよな指導が必要なのですよね。それを自学ノートたるものを押し付けることは勉強を苦痛に感じさせることにしかならないですし、勉強の楽しさを教える指導とは対極にあるということなんですよね。教育の意味を見失っているとしか思えないのですよ。

 まあ、いろいろと考えたいものです。

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