TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

提出物は試験の5日前くらいには仕上げておかないと高得点は無理だろう

 定期考査で高得点を取りたいのなら、各教科の提出物をテストが始まる5日前くらいに仕上げておくことが必要です。そして、その5日間は弱点補強と各教科の問題演習を徹底的に繰り返すのです。できない問題があれば、できるようになるまで何度も解きます。もちろん、その問題だけでなく類題も何題も解かなければなりません。関連する問題も徹底的に解いておくことです。そして、とにかく速く正確に解くことができるようになるまで繰り返しておくのです。次は、とにかくいろいろな種類の問題を解くことです。簡単な問題であっても初見の場合、とてつもないく難しく感じることがあります。ですから、あらゆる種類の問題を経験しテスト本番で「初見」にならないようにしておくことが何よりも大事なのです。当然、不可能な場合もありますよ。たまに「斜め上」からの出題もありますからね。しかし、「初見」を極力減らしておくことが大事なのです。そして、たくさんの問題を解いていれば重要なところはよくわかってきます。何が問われるか、どういう出題をされるかるかが手に取るようにわかってくるものです。出題者の気持ちに近づくことができるのです。そうすると勘がさえますよ。山勘ではありません。これは勉強という経験に基づく「勘」なのです。勘がさえればミスが減ります。特に選択肢の問題などはそれが発揮されるのです。ありえない解答を選ぶことが少なくなり、より正答に近づけるようになります。不用意に悩むことも減り時間も短縮できるのです。

 ということですから、勉強の開始が遅れ、基本事項の暗記に手間取ったり、ワークなどの提出物を仕上げることだけに時間を奪われてしまうと、肝心のことが何もできないのです。弱点を補強したり、様々な問題を解くことができないのですよ。試験前の大事な時間にその状態では何にもなりません。それでは高得点はおろか平均点さえも無理なのです。

 ワークや課題をすることも本来は勉強なはずですが、手を付けずに放っておいた大量のワークをいっぺんにすることは勉強でもなんでもありません。単なる作業でしかないのですよ。作業だけををして賢くなることはありません。また、作業を勉強だと思ってはダメなのです。

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