これはたいへん大きな変更です。
なんと公立高校入試の一般選抜の試験時間が40分から50分に変わります。試験時間が長くなって難易度が下がるのはありえないですよね。ですから、次の入試からは難しくなるということです。問題数が大幅に増えるということは考えにくいですよね。より思考力を問う問題が増え、記述で解答する問題が増えるのか、(現時点でも記述はたくさんありますけど)恐らく、解答作成がさらに単純ではなくなるでしょうね。自分自身の考えをしっかりとまとめるような設問が多くなりそうな気がします。当然、英語や国語の文章そのものが長くなることも考えられますね。数学は現行の問題です結構難しいのですが、どうなんでしょうか…このあたりは適正に調整して欲しいものです。
しかし、50分のテストは長いですよ。問題数をそれほど増やさずに作ることはたいへん難しいですし、難易度の調整も難しいでしょう。作成には相当苦労があると思われます。特に社会などはどうするんでしょうか…無駄な気がしなくもないのですが。それでも、長年変化のなかったことに変更が加えられたことは素晴らしいことであり、今後の大きな変化の兆しと思っていいでしょう。
ちなみに、今回の発表では新たに「追検査」というものが設定されたこと、「二次募集の検査内容・応募資格」に変更が加えられたことが明らかにされました。詳しくはHPをご覧いただければいいのですが、どうも分かりにくいのですよ。
現段階では、最も気になる高校の統廃合のことは発表されていません。6月の予定ですから間もなくですね。
進学塾TETSU/奈良市富雄