TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

保護者の皆様の熱意には圧倒されます

保護者会へご出席ありがとうございました!

 本日は中3の保護者会でした。全員出席で、保護者の皆様の圧倒的な熱意を感じました。お忙しいところ、また遅い時間にも関わらずお集まりいただいただきありがとうございました。受験生の保護者会ですから全員出席は当然と言えば当然なのですが、通知文を一枚配布しただけで何も言わずに足を運んでくださる保護者の皆様には本当に感謝しかありません。更に、偉そうな私たちりの話を熱心に聞いていいただき、生徒もそうですが何より保護者の皆様に恵まれていることを実感いたしました。保護者会をすることで生徒の気持ちを盛り上げるのが一番の目的ですが、皆様の鋭い眼差しで我々の方の気持ちも盛り上がってきましたね。明日からの授業に益々気合が入りました。

パワーポイントは使いません 

 ところで、私は最近(と言ってもこの2年くらい)保護者会や説明会ではパワーポイントは使いません。紙資料だけで喋りまくるのが、私のスタイルです。(えらそうですね)パワーポイントを使うとどうも話にくいのですよね。だいたいパワーポイントのスライドと各スライドのアニメーションを覚えるのが無理なのですよ。ですから、使っても文字だけでアニメーションなしのスライド数枚になりますし、それであれば、わざわざプロジェクターを出すのも面倒ですし、余計な手間になりますからやめておこうとなったのです。そして、話す内容を考えてまとめていくと自然と紙の資料になるのですよ。きっちりとした資料ができているということは話す内容が完璧に組まれているということですから、それでいいわけです。受験生として大切な情報や理解して欲しいことをまとめ、言いたいことを書いてみると、それなりの資料になるのです。

 ちなみに、今回のメイン資料は約20000字です。400字詰め原稿用紙で50枚です。これでも減らしましたよ。必要ことに絞りました。今回は教科に関することはあまり入れていません。教科のことをいれると後5000字くらいは増えます。(笑)大手塾でも資料を作る専門の部署がある塾ならこれくらいはできるでしょうけど、普通の塾ではここまでの資料は作れないと思います。(文章を書けない塾の先生って多いですからね)まあ、小さな個人塾の保護者会の資料としてはかなり立派だと思います。内容も受験生が意識すべきことや成功の極意が書かれていますからね。書店で売られている受験情報誌などでは手の届かないレベルなのです。誰も褒めてくれないので自慢しておきます。(笑)

大事なのはこの後

 保護者会がうまくいったことで喜んでいては、まだまだ青いですよね。もちろん、会を成功させるのは非常に大事なことですが、問題はこの会の後、生徒が動くかどうか、変化するかどうかなのですよ。どれだけいい会をしても生徒に変化がなければ保護者会はやったでけになります。先生の自己満足で終わるのすよ。何の意味もないのです。少しでも生徒が変わり、あるいは今するべきことがわかり行動に移せるようになって初めて保護者会も意味があるのです。ですから、この1週間から10日間は生徒の変化や動きに普段以上に注目して、次の作戦を考え実行していかないといけないのですよ。GWまでにどれだけ盛り上げることができるかがポイントです。なんかわくわくしてきました。(笑)

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