TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

音楽の期末テストで作詞・作曲?

いやあ、驚きましたよ。

 今回のある中学の音楽の期末テストでなんと「作詞・作曲」が出題されたのですよ。もちろん、事前に通達があり歌詞はあらかじめ作っておくということでした。そして、試験でいろいろな与えられた条件を考えて作曲するというものです。この条件は試験の問題用紙を見て初めて知るのです。なかなかおもいろい試験ですよね。でもですね。期末試験でやる必要があるのでしょうか…。いやあ、全否定はしませんよ。「作詞・作曲」いいではないですか。でも、普段の授業でやればいいじゃないですか。どう考えても作曲はペーパー試験ではないでしょう。楽器も使わずに作曲をするのはどうも理解できないのですけどね。

 いつも思うのですが、この試験は作成者が勝手に決めてそれでOKなんでしょうか…。普通は正式な試験を作ればいろいろな先生に見てもらい試験問題の難易度や問題の適性などを確認し、時にはダメ出しを受けながら作り上げていくもんですが...「作詞・作曲」が期末試験で出されたということは他にも賛同者がいた、あるいは然るべき責任のある先生が許可をしたということでしょうか...。もちろん教頭や校長も知っているということですよね。いやあ不思議です。この「作詞・作曲」の出題自身にも疑問がありますし、この試験問題が通過する学校の体制にも疑問があるのですよ。校内で行われる試験は入試問題であれ定期考査の問題であれその学校の指導方針や指導レベルを表すものですよ。そして勤務している先生のレベルやスキルをも示すもののです。ですから、入念にチェックしその学校にふさわしいものであるかどうかを検閲しないないとダメだと思うのですけどね。こういう考え方は塾っぽい考え方でしょうか…。

 

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