TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

いよいよ大詰め

 昨日、公立一般の一回目の願書提出があり競争倍率が発表になりました。倍率の一覧表を見ましたが、全体的に穏やかですね。滅茶苦茶な競争倍率の数字はないですね。一条が高いですが、一条はこんなもんでしょう。二回目は来週火曜日です。どうなるか楽しみです。

 さて、公立入試直前ですから質の高いよい勉強をしたいものですが、自分でできる勉強には限りがあります。弱点の補強といっても簡単なことではないですし、そもそも弱点に気づかないケースも珍しくありません。「凡ミス」という言葉で流してしまいがちですが、とんでもない理解不足や勘違いが隠れていることも珍しくありません。そこで、直前の勉強で大事なことは先生が生徒の答案を一枚一枚しっかりと見て、どこに問題があるのか、弱点は何か、勘違いや思い込みが潜んでいるかを見てあげないといけないのです。もちろん、それを見ては個別指導をするのです。これは基本が集団形式の塾であってもやるべきことなのですよ。結構学力の高い生徒でも信じられないほどの勘違いを持っている場合がありますからね。授業だけをやっていてもダメなのです。意外な生徒が落ちるのはこういうところに原因がありますね。ですから、たくさんの生徒がいる大きな塾は入試の直前って心配なのですよ。2番手層の生徒や自分で質問できない生徒は完全に放置されますからね。ということですから、私は答案をしっかりと見てやっています。自分の授業の反省も込めてやっているのですよ。まあ、当然ですけどね。

 あと少しです。後悔のないようにやりたいものです。

 

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