TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

一般家庭には大学の学費は厳しいよ

 次は大学の学費について、大学の学費となれば高校とは違い、相当高くなる。高校までは公立でも、大学で国公立へ通うのはそれほど簡単ではない。大学だけ私学に通うのは大変多い。もちろん、それを覚悟して親は費用を準備しているのだが、やはり楽ではない。子供が一人であればともかく二人以上になれば相当な費用になる。家のローンがなければいいのだが、多くの方は家のローンを抱えている。

 さて、どれくらいが必要か...平均的に以下のように言われている。 

私立大学初年度費用

入学料:26万1,089円
授業料:86万4,384円
施設設備費:18万6,171円
小計:131万1,644円

●文科系学部の学費

入学料:24万2,579円
授業料:74万6,123円
施設設備費:15万8,118円
小計:114万6,819円

●理科系学部の学費

入学料:26万2,436円
授業料:104万8,763円
施設設備費:19万34円
小計:150万1,233円

●医歯系学部の学費

入学料:103万8,128円
授業料:273万7,037円
施設設備費:83万1,722円
小計:460万6,887円円

 

理系の方が高くなるのは皆さんご存知のとおりである。医歯系ならばさらに高くなる。6年間で2500万円~3000万円は普通だろう。普通の文型の学部でも4年で約400万円を超えることになる。さらに、自宅から通えなくなって下宿をするとさらに費用は掛かる。本当にいくらあっても足りない。

 では、国公立ではどうか、入学金で約28万、授業料で約53万円となる。確かに私立よりは安い。しかし、これであってもポンと出る額面ではない。準備が必要なのである。

実は大学の費用は上がり続けている。昔とは全然違うのだ。なんと1990年の時は授業料は約33万円だったのだ。大学だから安いもおかしな話だが、上げすぎているのではないか...貧しかったら通えない。奨学金があるじゃないかという声もあるが、そういう問題ではない。それでも、昔よりもいい教育が提供されているのなあ値上げも仕方がないが、何とも言えない。(たまに、漏れてくるが、とんでもない反日の教授もいるようだ。)とにかく、直接見ることができないしよくわからない。

 ということだから、今後、学費はまだまだ上がるだろう。しっかりとその費用は貯めておきたいし。となると、学資保険がお勧めだ。子供が生まれた時からかけていけばよい。当然それだけでは足りないこともあるので、うまいこと準備しておきたい。

政府が学費のことはいろいろと考えているようだが、あてにはならないので。

 

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