TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

授業中の雑談が多い先生

 授業が分かりやすい先生というのは、雑談も多い。要するにサービス精神が旺盛と言える。もっと分からせてあげたい、もっと楽しんでもらいたい。そんな気持ちが土台にある。

 雑談が多い先生は話題も豊富なのである。生徒の気持ちをとらえる内容を熟知し、日ごろからの情報収集も怠らない。プライベートでも活動が豊かだから自身の様々な体験も多い。雑談のネタには事欠かない。さらに、レベルが上がると単に面白い話をするだけでない。雑談内容にも狙いもち、「雑談で教える」ということができる。大人の価値観や目のつけどころなどをきっちりと教えていくのである。 

 中には雑談をしたくてもできない先生もいる。大手進学塾の先生だ。カリキュラムがんじがらめだから直接授業に関係なことを話す時間はない。また、個別指導も雑談はできないだろうね。やっぱり集団授業でないと雑談はイメージできない。それに対して学校の先生は雑談をしているイメージがある。実際に自分も学生時代に経験したとがあるし、異常の遅い授業があることを考えると、雑談は多いはず。1時間全部雑談で終わるようなこともあるかもしれない。さすがに、これはダメ。雑談なんか5分~10分以内である。塾では絶対に許されない。

 ちなみに、授業が下手なくせに雑談が多い先生は最悪。ただのさぼり、月給泥棒だ。まあ、ほとんどいないと思うが…。

 

f:id:kuri2013:20160322131023p:plain

進学塾teTsu/奈良市富雄/とりみ通り