TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

もう一度だけ夜を止めて

「もう一度だけ夜を止めて」はシンガーソングライターの崎谷健次郎が一躍有名になった曲です。1985年頃だったでしょうか確か時計のCMソングに使われていました。たいへん穏やかで優しさを感じるバラードで、さびの部分がたいへん物悲しく印象的な曲です。恐らく、この時期のバラードとしては最高の部類に入るでしょうね。

 崎谷健次郎と言えばこの「もう一度だけ夜をとめて」のイメージが焼き付いており、バラードシンガーと誤解をしている人が多いようですが、他にもいろいろな曲を作っており、なかには大変グルーブ感たっぷりの曲や力強い曲もあります。また、斉藤由貴などのアイドルにも楽曲を提供しており、メロディーメーカーとしての実力を感じます。しかし、彼のルックスは痩身で男前ですが派手さはなく文学青年的な神経質な感じですし、声の質があまりも優しく繊細ですから、バラードがしっくりくるのですよね。

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 この時代はバブルを背景に音楽業界もたいへんにぎやかでした。アイドル歌手もロックバンドも崎谷健次郎のような実力派のシンガーソングライターも山ほどいたのです。また、音楽の種類が多かったですね。今の方が機材はよりよくなっていますし、便利なのですから、この時代よりも優れた音楽が生まれてもいいのですが、なかなか難しいですね。そんな中ゲーム音楽は驚くほど進歩し質が向上していますけどね。