TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

4Kって3Kの上?

 最近は4Kテレビと言う言葉がかなり浸透してきましたが、4Kと言う言葉を聞いてもどうも、ネガティブなイメージを持ってしまいます。というのもその昔、バブルの頃ですが、3Kという言葉が流行ったのですよね。これは職業の性質を表していたのですが、「きけん・きつい・きたない」の3つの「き」を3Kで表していたのですよね。ですから、3Kという言葉をリアルタイムで見聞きしてきた我々にとっては、4Kと言われてもこの3Kに引きずられてどうしても良いイメージを感じないのですよ。多くの方が思っていることでしょうね。

 ところで、4Kを調べてみると、Kは(kilo)キロでした。ということですから1000ですね。画像の解像度が4000といことで、とにかく従来のものよりも画像が良いということです。ちょっと前にも「Y2K」という言葉も話題でしたね。そうあの「2000年問題」です。これも当然、Kは1000ですね。

 

 さて、話を戻します。

バブルの頃は浮かれた時代背景もあって、3Kの職業が忌み嫌われ始めました。(それでも3Kはそれなりに給料はよかったのですけどね)それと同時に3高という言葉がもてはやされていたのです。これは男性のステイタスを示すために使われました。「高学歴・高収入・高身長」を3高と読んでいたのです。理想の恋人・結婚相手としてとにかく話題になりましたね。また、テレビではトレンディドラマが大流行で、この3高の男性をめぐる恋愛ドラマが多く描かれてましたね。本当に価値観が大きく変わった時代でしたね。

 それにしてもこういう言葉を作り出すのはいつもマスコミです。的確に物事を表し便利なものもあれば、世論を作り、操作するために強引に言葉を作っているものもありますからね。知らないうちに操られてるかもしれないということを忘れてはいけません。

 

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