TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

辞書をケースに入れることに必死な生徒

 辞書を使った後、辞書をケースに入れようと必死な生徒がいるのですよ。見ていると、手が少し震えていて、なかなか入らないのですよ。入ったと思ったら、失敗して。抜いたりさしたりを繰り返しているのですよね。おどろくほど不器用なのですが、コツが分かっていないんですよね。辞書ってケースから出して、手で持っているときは幅がケースの口よりに広がっていますからね、辞書の方をケースに近づけると入らないのですよ。だから、ケースを持つ手の方をしっかりと動かして、辞書の片方のカバーの角のところに引っ掛けて、もう一方のカバーの角を引っ掛けにいかないとダメですよね。(表現が難しい、わかりますか?)それが、できないのですよね。辞書を持つ方の手だけを動かそうとしているのでなかなか入らないのです。そんなことをしているうちに、どんどん授業は進みます。きっと話は頭に入りませんよね。もう、諦めて後でやればいいのに、意地になっているのか、諦めが悪いのですよね。いや、判断ができてないと言ったほうがいいでしょうか、辞書をケースに入れることよりも、授業が大事だということに気がついていないかもしれません。やっと入った頃には、大事なところが終わったていることになるかもしれません。もちろん、そういう生徒を見たら、「後にしなさい。」と言ってやめさせますけどね。お気づきだと思いますが、こういう生徒は学力に課題はありますよ。そういうものです。

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