TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

我が子につけたい力No.1はコミュニケーション能力だそうですが…

 確かにコミュニケーション能力は否定しません。確かに、子供につけたい力の上位には入ります。しかし、私としては、やっぱり「学力」と「学習力」ですね。これ以上のものは無いと信じています。その上にコミュニケーション能力があるのですよ。薄っぺらいコミュニケーション能力で楽しく話すことができても、中身が無いと相手にされません。宴会やパーティの場で知らない人と話すことができても、仕事ができなければ意味がありません。私の狭い見識ですが、コミュニケーション能力がそれほど高くなくて、地味に見えてもきっちり仕事をする人は評価されていましたし、一目おかれていたのですよ。一方、コミュニケーション能力が高くても、仕事ができな人には大きな仕事や大事な仕事は回ってこないのですよ。

 学力はあれば自信を持てます。多少口下手でも卑屈になることはありせん。学力は判断力になります。大事な局面で決断する上で学力がものを言いますし、学力を培う過程で身についた様々な力や忍耐力も意味を持ちます。

 学習能力というのは物事を身につける力ですよね。知らないことを身につけるにための方法をどれだけたくさん知っているか、効率よく学ぶコツを心得ているかは大人になってからのほうが大事ですよね。これは学力と直結していますが、この力が十分であれば仕事をする上でも有効ですからね。だから、まずは学力じゃないでしょうか。

 何なんでしょうね。異常にコミュニケーション能力を重視する風潮は。そりゃ、あるにこしたことはないですよ。しかし、個人の性格の問題も大きいですし、国民性もありますしね。これもあれですか、西洋至上主義の一つですかね。グローバリズムの高まりと共に猫も杓子もコミュニケーション能力と言ってますが、上辺だけで大事なことを見落としているような気がします。とにかく、中身です。中身があればなんとかなるのです。

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