TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

角松敏生 SEA IS A LADY

 暑い日が続いています。梅雨に入ると少し涼しいときもあるでしょうが、日差しは完全に夏ですね。日中、車をに乗るとエアコンを入れないと厳しい状況です。しかし、これくらいの暑さなら、私は風を感じながら走るほうが気持ちいいですけどね。

 さて、暑くなると聞きたい音楽があります。専ら昔の音楽ですが、昔は夏らしい音楽が多かったような気がします。そして、その中にフュージョンと呼ばれるジャンルの音楽がありました。本当にこのフュージョンは80年代に流行ってましたね。フュージョンの定義は難しいのですが、短く言うとジャズの派生ですね。ロックやR&Bまたは電子音楽と融合された音楽です。基本的に歌詞はなくインストゥルメンタルです。よく天気予報などのBGMになっている心地よい曲です。

 数あるフュージョン音楽の中でも私が最も好きなのが、角松敏生ですね。角松敏生は歌詞のある普通の歌も歌っています。昔はシティポップというようなジャンルで呼ばれていました。基本的に自ら作詞作曲をするいわゆるシンガーソングライター(古い響きですね)で、プロデューサーとしても活躍した音楽家です。特に中山美穂やANRIのプロデューサーとして有名ですね。その角松敏生が出したインストアルバムが1987年発表の「Sea is a lady」です。その後1990年にも「Legacy of you」というインストアルバムを出したのです。どちらも当時は話題になりましたね。しかし、私はどちらかというと1枚目の方が好きです。当時はバブル真っ只中ですから、どうしても高級リゾートな雰囲気と結びつきますが、たいへん心地よい音楽です。一度聞いてしまうと海が見たくなって仕方ないような曲なのです。メロディは美しく30年前の曲とは思えないのもいいですね。いまだに、いろんな場面で使われていますから、知っている曲も多いですよ。それにしも、この時期の角松敏生は「才能がほとばしる」というような紋切型の形容はふさわしくなく、まるで「水道管破裂」のような勢いがあったのですよ。

 

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