TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

集団授業では全員が同じことをしないとダメだが、それは先生の責任。

 当然ですが、集団授業というのは全員が同じことをしないと意味がありません。先生の指示に従って授業を受けることで、先生が考えている授業の目標に到達するのです。説明を聞くときは全員が説明を聞き、問題を解くときは全員が問題を解くことが大事なのです。そして、全員のペースに合わせようとすることで緊張感が生まれ、同時に力になっていくのです。(何も静かな授業が緊張感のある授業というわけではないのです)そういった授業の受け方を何年間もすることで、学力だけでなくいろんな力をつけることになるのです。ですから、先生は全員に同じことをさせないといけません。全員が同じことをしているのか、各生徒が指示通りに動いているのか、また、どこまで達成できているのかなどをしっかりと把握して授業をしないといけません。実はこれが口でいうほど簡単ではありません。集中力のない生徒や、ついつい勝手なことをする生徒はいますからね。生徒は、先生の指示を聞かなければならないと理屈では解っているのですが、勝手に体が動き、別のことをしてしまうものなのです。そういう生徒を元に戻し、授業に参加させることも先生の重大な役目です。学年と学力が上がるとこの傾向は減るのですが、中1段階ではまだまだですね。ましてや、小1の生徒などは大変ですよね。

 口うるさい先生に当たれば、このような生徒も救われるのですが、どの先生も口うるさいわけではないですからね、学校なんかでは放置されている生徒は多いかもしれません。まあ、先生も生徒もどっちもしっかりといけないのですよね。

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