TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

大量の連休課題ってどうなん?

 まもなくGW連休ですね。多くの方が楽しみにしておられることでしょう。さて、この連休に合わせて塾も休みます。こういった大型連休には必ず塾では課題を出すものです。しかも大量に出すのです。子どもからするとたまったものではないですよね。せっかく遊びまくりたいのに、大量の課題があると気持ちよく遊べませんからね。そして、遊びまくって課題が全くできていなくて、連休明けに先生に叱られて、ダメな場合は塾に行けなくなって…というようなややこしい状況が毎年どこの塾でも起きていますね。

 塾としては、塾がなくても勉強させたいのですよ。1週間ほど勉強をしなかれば学力に影響が出ますからね。だから、たくさんの課題を出して学力を維持しようするのです。しかし、私はこういったやり方に懐疑的なのですよね。まず、言いたいのは、そんなに学力が落ちることが心配なら、塾を休むほうがおかしいのですよ。ちゃんと授業をするなり、補習をすればいいのですよ。そんなこともせずに不安だからと言って、大量の課題をだして、そして先生は連休を満喫したりしていますからね。子どもからすると、いや保護者からするとどうかなというところでしょう。だいたい、大量の課題を先生の狙い通りに仕上げてある程度の効果を出せる生徒は一部の上位層ですからね。まあ、もちろんこのへんは担当先生の指導力にもよるのですが、少なくとも偏差値40台の生徒には効果のあるやり方ではないのですよ。どちらかというと修行のようになってしまうのです。かと言って、課題ゼロではあまりにも…ですからね。最低限の課題でいいと思っています。中学生は連休明けに中間テストがありますからね、そこへの影響を狙った課題を最低限出せばいいと思いますよ。さすがに、受験生はそれでは甘いですが。

 GWくらいは先生も生徒も勉強を忘れて気楽に過ごせたらなとは思っています。

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