TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

県立より市立が良い?

 一条高校が元リクルート藤原和博氏を校長に起用して注目されています。そのためか、(どうかはなんと分かりませんが…)今年の一般入試の競争率も極めて高く、1.4倍となっています。一条に通う生徒に学校の様子を尋ねてみると、イベントや講演会のようなことが増えたと言います。藤原氏の人脈だと思われますが結構な有名人がやってくるようです。生徒からすると、いろいろな人の話が聞けるのは良いことでしょうし、なかなか刺激もあるようです。もちろん、良いとろばかりではないと思いますが、いろんなことに挑戦をすることは素晴らしいです。どこの学校ももっと特徴的なことをやって欲しいと思いますが、公立であること、校長に権限がないこと、その他…いろいろな柵があってなかなか自由に何かをすることは難しいのでしょうね。一条高校がこういった特色を出せるのは公立ではありますが、県立ではなく市立だからであろうと思われます。県全体の方針や予算に縛られることなく市で考えればいいのですから、身軽ですよね。予算だって都合を付けやすいはずですよね。民間人を校長として迎えたのも、市立の身軽さのあらわれだと思わます。

 教育を受ける側から考えますと同じような県立をたくさん作るより、特色を出しやすい市立の学校がある方が嬉しく思います。少しでも良い教育を受けたいし、できるだけ魅力的な学校を選びたいと思いますよね。だから、人口も多く財政が豊かなが市は高校を県立ではなく市立に変えればいいと思います。そして特徴的な市立の学校が増えて、人気の市立高校が増えれば、県立も余裕の構えではいられなくなり、自然と県立と市立が競うようになるでしょうね。いろんなことが活性化されると思いますし、県の予算のことを考えても健全になると思いますけどね、どうでしょうか…。

 というわけですが、完全に思いつたままの適当な意見です。塾の先生として保護者として外側から見ただけですから、想像できないどうにもならないようなことがきっとあるでしょうね。でも、改善して欲しいものですよ。「公立はそんなもんやで…」と言われている時代ではないです。知事も、教育長も、校長、先生も自分の保身ばかり考えないで本気で改革をして欲しいもんです。

 

 

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