TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

期末考査の日程とそれに関して思うこと

 地元の中学の期末考査は2月22日から始まるのですが、少し早いですね。もう1週遅らせても全く問題が無いようにも思うのですが、まあ、学校には学校の都合があるのでしょう。しかし、いつも思うのですが、あまりにもテスト日程が早いと試験範囲にも影響が出てきます。単元の途中や教科書が最後まで終わらない状態で試験に臨まないといけない事態も起こりますからね。実際、今回もある中学の試験範囲を見ていると、後1週あれば、教科書をちゃんと終わらせることができるのですよ。なんか勿体無いのですよね。残りはどうするのでしょうかね。そもそも、誰のためのテストなんでしょうかね。生徒にちゃんとした学力を付けたいのであれば、きっちりと然るべきところまで終わらせてからテストをするべきだと思いますけどね。少しうがった目で見ると、テストも数ある学校行事の一つであり、その行事を無事遂行することが目的になっており、また、職員の業務をスムーズに進めるためのスケジュールになっているように感じます。学校の先生は激務のようですから、業務を遂行する上で無駄を排除し効率的にすることは大事ですが、聖域はありますからね。ただ、この「聖域」のために激務を強いられている現実もありますけどね。難しいで問題です。

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