火山の勉強していると、次のような火山の分類がある。
この分類の名称がたいへん気になるのである。
①名称の付け方にブレがある
楯状火山と鐘状火山は見た目の形でつけられた名前である。
しかし、成層火山は火山の成り立ちである。
噴火を繰り返し、幾つもの層を成してできたということである。
「成り立ち」か「外見の特徴」かどちらかに統一したほうが良いと思う。
②楯(盾)状火山という名称
そして納得いかないのが、この「楯状火山」という名称である。
楯とは「盾と矛」の盾と同じ、つまり防具の盾である。
この楯状火山の名称の由来を調べてみると、
盾を寝かしてあるように見えるから「楯状火山」ということらしい。
一瞬「ほう」と思ったが、次に「?」が浮かんだ。
果たして、盾は寝かせるものだろうか?使うときは、もちろん手に持ち立てている状態である。使わない時は、寝かせることもあるだろうが、どちらかというと壁にかけるイメージである。いざというときに、すぐに手に取って戦わないといけなのだから寝かせて置くのはおかしいと思う。そんな寝かせることが不自然なものが寝ている状態に似ているからと言ってその名前をつけるのは納得いかない。正直言ってナンセンスと言わざるをえない。それにしても、もっと他に言い方はなかったものだろうか。
勉強していると以外にこういう点がいくつも出てきて気になるのですよね。
社会の人口ピラミッドの名称もその一つ。富士山の形をしていないのに富士山型というもおかしい。
進学塾teTsu/塾長栗本博也
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