TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

傘を持ってくるかどうかだけど…

 この時期の大気は不安定だから、いつ雨が降りだしてもおかしくない。中学生にもなればそんなことも考えて、折りたたみ傘を携帯して欲しいものだが、携帯しているのは半数くらいであろうか。残念ながらそんなものである。特に男子は雨に濡れることになんの抵抗もない者もいる。

 何かに備えるというのは大人の感覚である。備えるということは先に目を向けるということである。つまり未来に意識が行くということである。言うまでもなく、これは大変重要な感覚で生活や学習に大きな影響を与えることになる。当然、できる生徒や伸びる生徒はこの未来への意識がはっきりしている。やはり、できる生徒は大人の感覚をたくさん備えているものが多いのだ。だから、私は傘を持ってこない生徒見て、「子供だなあ」と思いながら、様々な不安も同時に感じているのである。

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                         進学塾teTsu/塾長栗本博也