TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

危機管理

 何をするにしても危機管理は重要です。万一に備えてあれこれと考えおくことは大変大事です。特に大量の人が集まり出入りする駅や商業施設などは、大変高度なレベルの危機管理が求められるでしょう。学校や塾も同じです。特に子供は大人とは違って予期せぬ行動をとる可能性がありますからね。その予期せぬ行動に備えていろいろ考えておく必要があります。しかし、危機管理を徹底するのはたいへん難しく、職員全員が管理者と同じ意識で危機に備えることはなかなかハードルの高いことだと思います。我々のような小さい塾では職員といっても数名ですし、管理する領域も狭いですから、まだ楽です。もちろん危機管理意識も共有しやすいです。(でも、根本的に危機管理の意識の低い人とは一緒に働きたくありません。)しかし、学校などは本当に危機管理意識を共有できているのでしょうか…あれだけの多くの職員がいて、敷地も広いですし死角もたくさんあります。外部からの侵入も容易です。特にプールなんかも簡単に侵入できますからね。プールの中に毒物とか入れようと思えば簡単にできてしまうのですよ。そんな状況を放置しているのを目の当たりにすると、危機管理がちゃんとできているとは思えません。今までも大丈夫だったらこれからも大丈夫とは決して言えないのです。様々なことが変化しているということを認識したうえで危機管理をして欲しいものですね。私は心配性なので「杞憂」と言わるよなことをついつい考えてしまします。しかし、管理する人間はそれくらいでちょうどいいのではないかと思っています。

 

                              tetsujuku/栗本博也