TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

今年の中1は頼もしい

 6月25日の土曜日のこと、朝の10時ころに生徒が自習に来た。なんと中1である。その日は期末テスト前なので14:00~22:05までは拘束されることになっている。にもかかわらず、4時間も前に自ら自習に来るとは驚いた。しかもそういう生徒が2名もいたのだ。10時から塾に来ると食事を2回塾でとり、約12時間もの間、塾で滞在することになる。1日の半分を塾で過ごすって受験生でもつらいことである。しかし、この2名の生徒は見事にやってのけたのである。さすがに、後半は集中力も切れるが気にするほどのレベルではなかった。疲れはあるが、塾での勉強を楽しんでいるかにも見えた。二人とも数か月前に入塾したばかりなのに、何年も前から通ってるいるように見えるほどだ。

 こういうやる気に満ちた生徒が一人でもいるとクラスの空気は変わる。(変わるということは他の生徒も勉強に対する感覚がまともということである。)影響を受けるのである。「じゃあ、僕も自習しよう!」となるのである。実際に翌日26日の日曜日は13:00スタートだったのだが、午前中にほとんど生徒がそろうという状態である。本当に素晴らしいし、何よりも頼もしい。天国のような自分の部屋から飛び出し窮屈な環境に飛び込んでくるのだから。

 こういう生徒が増えると我々もさらに楽しくなるのである。

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進学塾teTsu/奈良市富雄