TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

部活動どうする?

 この時期の新入生にとっては部活動をどうするかが大きな関心ごとですね。多くの生徒が部活動に入ることでしょうが、慎重に選んでください。一度決めたものはコロコロ変えるものではないですし、良し悪しの判断のつかない時点で見切りを付けるのは間違っています。何事もそうですが、一年通して過ごしてみてやっといろんなことが分かるもです。

 さて、私は部活動を推奨する方ですが、(もちろん常識の範囲内です。常軌を逸した活動は問題があると思ってます。)部活動を通していろいろと学んで欲しいのです。教科の学習ももちろん大事ですが、実体験を通して様々なことを学ぶのは更に大事なことです。運動系の部活動には「体力を作る」といった狙いもあるでしょうが、それだけで終わらすのはたいへん勿体ない話です。

 

 私が部活動を通して子供たちに学んで欲しいのは

 主に①人間関係 ②技術習得 の2点ですね。

 

①は特に上下の関係です。上下関係を学ぶということは言葉遣いと振る舞いを学ぶということです。これだけで、コミュニケーション能力は飛躍的に向上しますよね。更に自分が上の立場になると範を示したり、指導をしたりするとになり場合によってはリーダーシップを取る必要もあるわけですよ。本当に貴重な体験ができますよね。

 

②は学力を上げることにも影響がありますし、もちろん、集中力や努力といった様々な力をつけることになるのです。上手くなりたいと思って試行錯誤するのは今後の人生にずっと影響を与えるものです。だから、この時期にその基本を身につけると言う意味でも大きな意味がありますねよ。

 

 当然、このような活動を通して精神も鍛えられるのですから、それはたいへ素晴らしいことなのです。部活動をしない理由が分かりません。しかし、問題は部活を指導する側にこの観点があるかどうかですね。どうも疑問を感じる部活もあります。

 

ちなみに、部活動をやれば内申点が上がるというのは今や都市伝説ですからね。気にしてはいけません。本当に驚異的な輝かしい結果が残せた人には入試のときに優遇されることはありますが、本当に特殊な例です。

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