TETSU JUKU

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中学英語のラスボスを倒すには・・・

 中学英語の文法単元のラスボスはやはり関係代名詞であろう。中学校で習うのは中3の2学期、中間考査から期末考査にかけてである。分詞の次に学習するのがこの関係代名詞である。ラスボスにふさわしく難しい。なぜ、難しいのか。それは関係代名詞というのは形容詞節だからである。SVを伴って名詞を修飾するのである。しかも後ろから、いわゆる後置修飾というやつである。しかも、主格・所有格・目的格があり、先行詞による使い分けもあり、先行詞が何でも使えるthatまであり、もうややこしい。これが、2学期の中間考査から期末考査の学習単元のなのである。英語だけを学習するだけでいいのであれば多少難しくてもいいし、時間だってかけることができる。しかし、中3の二学期はそれどころではない。毎月のように実力テストはあるし、他の教科だってかなり難しいし、弱点補強も必要だし、内申点のためには実技教科もやらないといけない。本当に時間はいくらあっても足りないのである。関係代名詞だけに時間をかけることはできないのである。どの教科もまんべんなく、バランスを考えて学習しないとダメなのである。しかし、関係代名詞をしっかりとやらないとたいへんなことになりそう…という不安に駆られるのである。実際、やらないと悲惨な結果が待っている。

 では、どうすれば良いか。極めて簡単なことである。それまでに英語の学力を十分に上げておけば良いのである。ラスボスを倒せるレベル(偏差値)に到達しておけばいいのである。そうすれば、たいへんな二学期であってもそれほど時間をかけなくてもやっつけることがけきるのである。今のタイミングではそう考える方が正しいし、実際そうでないと二学期というステージをクリアするのは大変なのである。できれば英語の偏差値(レベル)が60以上になっていれば、まあ関係代名詞との格闘も楽しく感じるだろう。ちなみに、英語の偏差値(レベル)50を切っていると、関係代名詞を倒すことはできない。

 以上のような話をこの前の授業でしたのだが、分かったような分かってないような…中3生は、まだ受験生として覚醒していないようである。4月にも入ったし、そろそろ本格的に火をつけたいと思う。

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