TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

将来の夢

 私は将来の夢はころころ変わっても良いと思う。成長とともに視野も広がり好奇心も強くなり、憧れの対象も変わっていく。それに伴って将来の夢や職業が変わることは別におかしなことではない。寧ろ自然だとも思う。しかし、周りの大人はそういう子供を目の当たりにすると、不安になる。また、実際、ころころ夢が変わってしまうような子供はとんでもないことを言い出すことが多い。もちろん親としては不安だし、場合によっては腹も立つ。ついつい厳しいことを言ってしまうのも当然だ。しかし、荒唐無稽な夢であっても興味を持つことは素晴らしいことなのである。知らない世界の扉を開くことになるのだから、寧ろ好ましい。そして、その夢を達成するために何をすればよいのか、何が必要なのかを真剣に考えれば、また世界は広がるのである。別の扉を開くことになるかもしれない。そんなことをしているうちに別の素晴らしい夢と出会うかもしれないのである。だから私はころころ夢が変わるのは否定しない。夢を持つことが勉強になるのだから。(ころころ変わると言っても1年とか半年毎ですよ。毎日変わるのはさすがに叱ります)

 しかし、なかなか夢を持たない子供もいる。そんな子供を残念に思う大人は多い。でも、子供は大人の影響を受けるのだから、それは大人が悪いのである。大人が夢を語らないと子供は夢など持たない。そういうものだろう。

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