TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

後悔するということ

 今日は最後の入試ですが、直前の中3生徒と接していると、何人かが後悔しているような様子を見せてました。もちろん、中3になってからのことや今の勉強ではありません。中1や中2の時のことを後悔しているのです。「社会をもっとやっておけばなあ…」「内申をもっと取っておいたらなあ…」「部活ばかり力入れすぎたかなあ…」その時はなかなか気が付かないのですよね。親にやかましく言われているのに、先生からも厳しく指導されているのに、その時はまだ、親や先生のいうことが理解できるレベルではなかったのです。精神年齢の問題もありますし、勉強や進学に対する考え方も極めて緩いものだったのです。だから、分からなかったです。しかし、後悔できるということは、高い目標を持っているからであり、成長したからなのです。「過去の自分はダメだった」、「過去の自分の言動は恥ずかしい」と思えるってたいへんレベルの高いことですよ。また、目標が低ければ過ぎ去ったことなど何とも思いません。そういうものです。

 しかし、この後悔の念が未来の自分を作ってくれます。人は後悔を繰り返して成長するものです。後悔を未来に活かしてやっていけばいいのです。人は学ぶことと後悔がなくなったら生きる意味も失われれるでしょう。私も常に後悔をしています。

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