どの言語でも初期学習でよく間違うのが、類義語の使い分けである。これはやっぱり難しい。母国語であってもレベルが上がると間違えることは珍しくない。
英語の初期学習でよく間違えるのが、look, see, watchの使い分けである。こういったことを教えられずに理解する生徒は本当に優秀である。
さて、辞書を調べると普通は違いが説明されている。そして、辞書よってはそのことを理解するための例文がいくつか出てくる。(例文は辞書によって様々です)英語学習を経験した人は「なるほど」と思えるが、中1には少し難しい。中3で復習する時に使える感じである。
手元にある辞書で調べてみると、以下のような例文が見つかった。
①I looked around but saw nothing.(Junior Anchor4th/学研)
あたりを見渡したが何も見えなかった。
②He didn't see her, because he was looking another way.(Super Anchor 2nd/学研)
彼は他の方を見ていたので、彼女の姿が目に入らなかった。
③I looked and looked, but I couldn't see it.(Genius 4th/大修館)
穴があくほど見つめたが、それは見えなかった。
④I looked in the dark but saw nothing.(Genius 4th/大修館)
暗がりの中を見ようとしたが何も見えなかった。
⑤I looked at his face and saw many wrinkles.(Lighthouse 5th/研究社)
彼の顔に目をやるとたくさんのしわが見えた。
どれもなかなか面白いが、①がシンプルで最も良いと思う。さすがJunior Anchorである。
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