TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

面接試験

 学校によっては入試で面接試験が課されることがあります。特に公立の特色選抜では面接試験が行われる高校は珍しくありません。ですから、面接試験を受ける生徒に対しては必ず面接の練習をします。本番の試験を想定して練習するのです。ノックの仕方から立ち居振る舞い、言葉遣いなどをきっちりと指導します。生徒にもよりますが、1回の練習でOKになることはまずありませんね。時間が許す限り何度も練習します。志望動機だとか、将来の夢だとか、ありきたりな質問であえば誰もが事前に考えているので失敗はありません。しかし、面接試験ですから何が質問されるかわかりません。どんなことを聞かれても慌てないで冷静に対応しなければならないのです。ペーパーテストは何度も模擬テストを経験して慣れていくものです。面接も基本的な考え方は同じです。何度もやって慣れること、そして当たり前の基準が高くなれば多少本番で緊張しても大崩れがありません。まあ、そんなことを思って毎年、時間が許す限り練習をしてやります。

 さて、この面接の練習をしていると、普段あまり指導しないことをきっちりと指導することになります。例えばノックの仕方なんか、塾では教えることはないですからね。かなり礼節に厳しいご家庭でも、そこまではなかなか指導していないですよね。そういった事に始まって、言葉遣いや話し方などをきっちりと指導することになるのがこの面接の練習です。そして、自分をアピールするために自分自身のことを深く考えることにもなります。このような普段ほとんどしないことに真剣に向かい合うことができるのがいいところです。そして、このわずかな期間ですが確実に成長も見られますからね。正直なところ面接試験は面倒ですが、実施すれば確実に成長が促せると思います。どの高校でも取り入れるべきだと思います。

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