入試会場で、塾の先生が自分の生徒を見つけて
「緊張してる?」
「緊張してるやろ」
「緊張したらアカンで」
と言うレベルの声かけを矢継ぎ早にしている場面を頻繁に見かけます。ただでさえ緊張しているときに、そんな言葉をもらっても緊張がほぐれるわけでもなく、むしろ不快にさえ感じる生徒もいることでしょう。これは本当に多いですよ。
それと同じくらい「がんばれ」という言葉も連発されていますね。まあ、分かりやすい便利な言葉ですから、みんなが使っているのですが、生徒からすると別の言葉を聞きたいかもしれませんね。まあ、これは別に不快に思う言葉ではないですが、先生ならもっとユーモアのある気の利いた一言を言ってあげればと思うのですが、なかなか難しいようです。
普段、先生は生徒の語彙不足や表現力の低さを嘆いていますが、実は先生もそれほど偉そうに言えるレベルではないのです。まあ、若い先生はともかくベテランはそんなことを強く意識するべきでしょう。と、偉そうなことを書きましたが、私も大したレベルではないので反省をしながらこれを書いています。
進学塾teTsu
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