TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

志望校を漢字で書けないって・・・

 自分の志望校の漢字を間違えたり、書けないで、その高校に合格するとは思えない。本当にその高校に行きたいのか?真面目な気持ちはあるのか?誠意が感じられずどうしうても疑ってしまう。そもそも、漢字も書けないで志望校とは言えない。その高校に対して失礼である。

 何年かに一度(最近見ていない)くらいだが、奈良県進学校である「郡山高校」を「氷山高校」と書いて、先生を爆笑させる生徒がいる。しかし、これは全く笑い事ではない。寧ろあまりの常識の低さに愕然とする。もちろん、郡山高校は大和郡山市にある。大和郡山市は県内では中核をなす重要な都市である。全国的にも金魚で有名だし、城下町としても知名度は高い。郡山高校自身も県内屈指の進学校だし、(最近はダメだが)野球部は名門である。それゆえ、見聞きする機会もたいへん多く、知らない人はいない有名な学校だ。だから、そんな「郡山高校」を「氷山高校」と書いてしまうなんてあり得ないことである。奈良県民としてあまりにも常識を欠いてしまっているのである。この非常識な状態は「一事が万事」である。こういう生徒は他にもとんでもない間違いを犯してしまうのである。

 さて、ついでに書いておくと、東大阪市に人気の進学校近畿大学附属高校」があるが、この「附属」も間違って「付属」と書く生徒がたいへん多い。学校によっては「付属」(東海大付属高校)を使うところもあるが「附属」を使うところが多いようだ。どちらも間違えではなく、新聞や放送では「付属」を使うが、公用文では「附属」を使うようである。しかし、これは高校名だから固有名詞の問題である。だから、近大附属高校の「附属」は「付属」と書いてはいけないのである。

 それにしても、この時期はこういうことが気になって仕方がない。

f:id:kuri2013:20130619093320j:plain

進学塾teTsu

 奈良市鳥見町1丁目2-11

 電話:0742-51-6400

=TOP= 進学塾teTsu of 進学塾teTsu