TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

県内のゆるキャラで勉強をした

 今日の小学生の総合の授業では、奈良県内の市町村の公式ゆるキャラをテーマに学習した。授業をするにあたっていろいろ調べてみたのだが、非公式を含めると大変いろんなキャラクターがいて驚いた。フナッシーのように個人でやっているものもあり、なかなか笑えたのだが、非公式なもまで入れると授業が成り立たないので、市町村の公式キャラクターに限定した。それぞれの市町村の特色を反映させたもの、歴史にちなむものなどいろいろあったが、最も生徒人気が高かったのが、例外として出した「しかまろくん(奈良市観光協会マスコットキャラ)」だった。なるほど、だれが見てもかわいく、受け入れられるような優しさを感じる。どこかピカチューに似ているところもあり、今後も人気が上昇しそうな予感がする。しかまろくん|奈良市観光協会公式ホームページ

 

 

私が最も気に入ったのは川西町の「ネッピー」である

localchara.jp

川西町の特産品の結崎ネブカ(ネギ)をイメージしたキャラクターである。CMなどに登場しそうな結構完成度が高いキャラクターだ。ネギなので何本か折れているところがリアルで面白かったのだが、子供の評価は今一つ。それほどかわいくなかったようだ。

 さて、各市町村のゆるキャラとその由来を説明したのだが、生徒は奈良県内のことを本当に知らない。小4のときに学習しているはずなのに市町村名さえも出てこない有様である。せいぜい自分が暮らしている市と近隣程度がかろうじて分かるレベルである。何を学習してきたのだろうか…。ということは日本国内の県名や県庁所在地は当然怪しいということになる。身近なところさえ理解せずにそれ以上に視野が広がることはない。しかし、こういったことは教えることも大事だが大人の影響を受けていないとも言える。しっかりと影響を与えたいと思う。

 

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