TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

4線ノートで思うこと

 英語学習には4線ノートが必要だと思いこんでいる生徒がいるが、必要なのは最初だけでよい。アルファベットや単語が正しくバランスよく書けるようになれば使う必要はない。さっさっと大学ノートに切り替えるべきである。しかし、律儀と言うべきだろうか、いつまでも4線ノートを使い続けている生徒がいる。中3にもなってそこそこ英語ができるのに4線をノートを使っている生徒がいるのである。たいへん真面目な生徒だと思う。

 中2の以降の英語の学習内容は複雑になり、ポイントとされる重要文法事項も大変多くなる。それをノートにまとめるとどうしても4線が邪魔になる。たいへん書きにくいのである。そして見えにくい。だから、慣れてしまえば4線ノートを捨てて大学ノートに移行すべきなのである。ノート活用の自習度はぐんと上がり、たいへん分かりやすいノートを作ることができるのだ。別に時期が決まっているわけでも何でもないので、大学ノートへの移行は自分で判断すればよい。

 さて、やはり気になるのが、結構、英語ができるにも関わらず、中3にもなって4線ノートを使い続ける生徒自身である。絶対に使いにくいし、不便に感じるはずである。確固たる理由があって4線のノートにこだわってるいるのであればそれは構わない。でも、ほとんどの生徒は理由など持たない。ただ惰性というか、なんとなく受け入れているのである。何も考えていないのである。自分の環境に何の疑念を抱くこともなく、より良いものも追求せず、目の前に出てくるものをそのまま受け入れるだけ。こういう生徒はアベレージ以上の成績を残すが、上位には届かない。この4線ノートを使い続けるということにそんなことが現れているのである。

 

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