私は両親が仕事で忙しく、おばあちゃん子として育ちました。小学生の頃はずっと一緒に過ごしていましたが、今思えば何を学んだという記憶はあまり残っていません。しかし、いろいろな話を聞かせてもらいました。その中でも特に多かったのが戦争の話でした。私も興味があり積極的におばあちゃんに戦争の話をせがんだものです。しかし、おばあちゃにとっては大変つらい記憶ですから、いろんなことを思い出し途中でやめてしまうということもありました。そんなおばあちゃんの戦争の話で覚えた言葉が、B-29、空襲警報、防空壕、支那事変…こんな言葉をくり返し繰り返し聞きました。ですから、遠い昔のことですが、意外と戦争が身近に感じられ社会の授業を受けてもリアリティもありイメージがしやすかったものです。(ちなみに祖母は明治44年生まれでした)戦後70年、日本ではありがたいことに平和が続いているので戦争話も身近ではなくなりました。祖母のように戦争時代を駆け抜けた人もほとんどいなくなりました。しかし、しっかりと後世に伝えていきたいと思います。
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